皆さんはサラダでよくきゅうりを食べたり、漬物で食べたりしていますよね。
うわさで「きゅうりは栄養がない」、「体に悪い野菜」と聞いた人も少なくないと思います。
野菜が体に悪いなんてことは本当にあるのでしょうか?
私たちは夏になるとよくきゅうりの料理を食べますが大丈夫なのでしょうか?
今回はきゅうりの栄養やカロリー、効果効能とビタミンCの破壊の真相について話していこうと思います。
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きゅうりの栄養素とカロリー
結論から先に言いますが、きゅうりに栄養素がないというのは間違いです。
正しくは「少ない」というのが正解です。
少ないと言ってもβカロテンやカリウムを含んでいます。
βカロテンはきゅうりの皮の部分に多く含まれています。
上記でも言った通りきゅうりは栄養素が少ないため、必然とカロリーも少ないです。
ちなみにきゅうりは世界一、栄養とカロリーがない野菜としてギネスに認定されています。
これは知らなかった方も少なくないのではないでしょうか?
その気になるカロリーですが、きゅうり100グラムに約14カロリー含まれているようです。
きゅうりの効果や効能
きゅうりは世界一栄養がない野菜と言いましたが体に良い効果はあります。
例えば、夏バテ予防や高血圧、むくみ解消、抗がん効果があります。
中でもむくみ解消は女性にとって嬉しいことですよね。
なぜむくみが解消されるのかというと利尿成分の「イソクエルシトリン」や「ホスホリパーゼ」という脂肪を分解してくれる酵素があるからです。
ちなみに抗がん効果があるのは「ククルビタシン」という成分が含まれているからです。
女性にとって嬉しい効果はこれだけではありません。
きゅうりにはカロリーが少ないことからダイエット効果があります。
きゅうりはただカロリーが低いだけでなく、消化酵素が多く含まれていることから代謝が上がり痩せやすくなるのです。
しかし、きゅうりは腹持ちが悪いので食べすぎには注意です。
きゅうりを食べるとき味付けが濃くなってしまい、ついつい食べ過ぎてしまったらダイエットの意味がなくなってしまいますからね!
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なぜビタミンCを壊すの?
きゅうりにはビタミンCを壊してしまう「アスコルビン酸酸化酵素」という酵素が含まれています。
アスコルビン酸酸化酵素はビタミンCと一緒に摂取すると、それらを破壊して摂取できるビタミンCを減らしてしまうのです。
しかし、体内に吸収するビタミンCの総量は変わらないということが研究でわかりました。
そのメカニズムについては話がややこしくなると思うので、ここでは結論だけを話しておきます。
つまり、サラダと一緒にきゅうりを食べても体内で吸収するビタミンCの量は変わらないということです。
うわさではサラダにきゅうりを入れてはいけないと聞いていましたが、真実はそうではないのです。
そこは勘違いしないでください。
私はこの真実を知ってサラダにきゅうりをたくさん入れています!
夏にはみずみずしいきゅうりは必要な野菜ですよね。
まとめ
きゅうりはビタミンCを破壊するが、体内で吸収するビタミンCの総量は変わらないというのが結論です。矛盾していますが事実なので仕方ありません。
皆さん、きゅうりはビタミンCを破壊するので食べてはダメといううわさには騙されないでくださいね。
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