書き初めをお手本のようにうまく書くコツとにじまない方法まとめ



お正月といえば、書き初めですよね。

初硯や筆始とも言いますが、新しい1年に期待を膨らませて、誰でも一度は書いたことがあると思います。

小学校の冬休みの課題としても、定番ですよね。

そんな書き初めですが、中々思うように書けなくて苦労したという声が多くありました。

特に、うまく書けたと思っても、後で確認してみたら、にじんでいた・・・・・・なんていう悲しい経験をされた方も中にはいるようです。

そこで今回は、書き初めをお手本のようにうまく書くコツや、にじまない方法などご紹介します。


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書き初めが伝統的に行われるようになった背景

書き初めは、仕事始めのしきたりに習って、文字や絵を描いたのが始まりとされています。

元々は偉い人が新年の抱負や座右の銘などを書いていたのが、江戸時代に寺子屋で必修の学習となりやがて一般にも広まりました。

昔から、日本では言霊を大切にしており、文字を習う大切さをよく知っていたんですね。

新年に目標を掲げることで自分を見直し、成功を祈る。

そう考えると、書き初めを書くことで心を入れ替えることができそうですね。

 

 

書き初めの役割

書き初めの役割は、1年の意気込みを明確にすることです。

その年の抱負や目標、うまくいきたいことなどを半紙に書いて、より良い1年のスタートを切る。

気合を入れるような感覚ですね。

書き初めで、やる気スイッチをオンにして、思い通りの1年を過ごしたいものです。

 

 

書き初めをお手本のようにうまく書くコツ



書き初めを上手く書くコツですが、まずは書く前にお手本の書き初めをよく観察することが大事です。

どのように始まっているのか、はね方や止め方、線の太い・細いなどよくみると色々とお手本には特徴があります。

少なくとも、ここだけはお手本と同じように書こう!とすべてではなくポイントを意識することだけでも格段に上手に書けますよ!

 

さて具体的な書き初めをうまく書くコツについてです。

一つ目のコツは、縦線を半紙と平行に、横線を右上がりに書くこと。

ちょっとした書き方のテクニックですが、縦線を平行に、横線を右上がりに書くことで、文字のバランスが良くなります。

 

2つ目のコツですが複数の文字を書く場合は、文字と文字の間の間隔を同じにすることで、全体的にバランス良く見せることが可能です。


確かに上手なお手本を見ると、文字と文字の間隔が同じでバランスがいいことが分かります!

詰まりがちな最後の文字は、下の余白を3cm以上開けることを意識すると、窮屈な印象は受けません。

またこの間隔を等間隔にあけるというコツは、名前を書くときにもとても重要です。

学校の宿題で書く場合は、名前だけではなくクラス名や学年を記載するパターンも多いでしょう。

そのようなとき、一体全部で何文字書くのかをまず明確にし等間隔に書く場合の大体の位置を決めるだけで一気にお手本のようになります!

 

そして、3つ目のコツは文字の最後の横線を右下がりで強調することで、文字に締まりがでて、かっこよく見えるという点です。

ちょっとしたテクニックですが、意識するだけで文字が見違えますので、ぜひ実践してみてください!

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書き初めをにじませない方法

書き初めをにじませない方法は、墨の量を適切にすることと、早く書くことです。

筆に墨をつけすぎると、書いた時にジュワっと広がり、ゆっくり書きすぎると、一ヶ所に留まる墨の量が増えて、にじみます。

 

また、筆の洗い方が不十分な場合は、付着した余分な水分や墨が、にじみの原因になりますので、お手入れの方もしっかりやりましょう。

筆の先が割れていると、墨汁の量が調整しづらくなり、にじみに繋がることがあります。

 

方法とは違いますが、洗濯で落ちるタイプの墨汁は、にじみやすいので、綺麗に書きたいという人は、墨が濃いタイプのものを使うといいでしょう。

書き初めのにじみは、完璧に失くすというのは中々難しいように感じます。

ですが、これらのことを意識することで、最小限に抑えることは可能ですので、実行してみてください。

 

 

まとめ

書き初めを書くコツは、たくさんあるように感じますよね。

実際に実行するとなると、難しく感じることもあるでしょう。

そんな時は、いきなり全てをやろうとせず、とりあえず一つだけ意識してみるという方法でもいいと思います。

練習していく過程の中で、徐々に身に付けばいいわけです。

書き初めを書いて、良い1年のスタートを切りましょう。

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