衣替えに最適な時期は春夏秋冬それぞれいつ?目安となる月と気温も



暖かくなる日が増える今日この頃、春が待ち遠しいと思う方も多いですよね。

そうなると気になるのは、いつから春物を着ればよいのだろうと、衣替えをどうしようと考えますよね。

 

そもそも衣替えとは、平安時代の宮中行事から始まった長い歴史のある日本の行事です。

旧暦の4月1日と、10月1日に夏服と冬服を着替えるのです。

 

現在では地域の差はありますが、多くの地域で6月1日と10月1日に一斉に衣替えが行われます。

しかし最近は、気温も季節にぴったりマッチしないですよね。

衣替えに最適な時期って、いつなんでしょう。

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衣替えに最適な時期 ~春~



一般的な感覚として、最高気温が15度を超える日が続くと冬物を脱ぎ、羽織ものを含めた春物を着たいと感じようになります。

最高気温が15度となるのは3月が始まりですが、それが継続的に持続されるのは、4月です。

 

2017年4月も4月2日からの週は12~20℃、9日からの週は15~21℃、16日からの週は17~18℃、23日からの週は18~23℃と予測されています。

以上のことからも、新学期、新年度に合わせた4月、春物への衣替えはここですね。

出会いの季節でもある春、自分を変えるチャンスです。

新たな服装にチャレンジされるのも、4月がぴったりです。

 

 

衣替えに最適な時期 ~夏~



現在夏物に着替える衣替えといえば、6月1日です。

デパートなど制服が一斉に変わりますね。

でも、もうGWくらいで暑いときってありますよね。

ここ数年の5月の平均最高気温を見てみると、22℃前後です。

単発でみると、30℃に届いてしまう日もありますね。

 

ただ、ここで注意するべきなのは最低気温です。

5月の最低気温は15度前後ですので、朝晩は羽織物が必要です。

ですが半袖に羽織をプラスして、夏物への衣替えは5月がおすすめです。

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衣替えに最適な時期 ~秋~



ここ数年はとくに夏の暑さが長引くことが多く、なかなか秋物に衣替えするタイミングが難しいですね。

アパレル業界でも、この端境期はお客様の求めているものを見極めるのが非常に難しく、夏物で売れた商品でカラーのみ秋色で売り出すことが増えました。

売る側も買う側も、どうしようと悩むのが一番この季節です。

 

おしゃれな方は、9月に入ればもう秋物を着ますが、9月の平均最高気温は26~28℃で、まだまだ半袖大活躍です。

夏物から色を変えるだけの秋物への衣替えでしたら9月がベストですが、素材を含めた衣替えは気温を考えるともう少し待ったほうが賢い選択ですね。

最高気温が20℃を下回ると羽織物が欲しくなりますが、その月は10月です。

元来の衣替えも10月1日ですので、やはりこの月に秋物へ衣替えするのがベストタイミングですね。

 

 

衣替えに最適な時期 ~冬~



東京の1年間で一番寒い月は1月と言われていますが、12月に入るとさすがにコートが本格的に必要に感じる月になりますね。

なかなかコートの出番が来ないななどと思っていると、次第に寒くなり、寒くなり始めると一気に冬がやってきます。

冬物に衣替えしたい、暖かいコートが必要だと感じるのは、平均気温が15℃を下回ると感じると言われています。

暖冬傾向が強い近年でも、12月には平均最高気温が13℃前後になります。

ここは、間違いなく冬物への衣替えを行うべきでしょう。

 

 

まとめ

1年の衣替えを気温と月を比較してお話してみましたが、1年てあっという間ですね。

不思議なのが、その季節ちゃんと毎日着る洋服はあったはずなので、次の年に同じ季節がくると、昨年何着てたかしらと思うことです。

そして、新しいものがほしいなと思ってしまうことです。

衣替えには、季節の推移に応じて衣服を替えること、という意味に加えて、そのために衣服の収納場所を変更することも指します。

収納場所の変更を行うときは、ぜひきれいに整理して新しい服を買い足したいですね。

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