もうすぐ夏の風物詩の花火大会が、日本全国各地で行われます。
今回、スポットを当ててみたい花火大会は、東京3大花火大会の1つに数えられる隅田川花火大会で、今年、40回を迎えます。
関東で行われる花火大会の中でも、テレビで打ち上げの模様を放送されるなど、だれでも1回は聞いたことがある花火大会です。
江戸時代から続く日本で最も古い花火大会なので歴史は長いのですが、隅田川花火大会として呼ばれるようになったのは、昭和53年からで、意外と新しい呼び名です。
毎年行われている花火大会ですが、テレビで見るばかりで、肌で迫力を感じたり、きれいな花火を生で見てみたいという人、
そして毎年のように見に行っている人へも少しでも役立てもらえるように、隅田川花火大会2017の場所と時間や穴場スポットと混雑情報などを紹介していきます。
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隅田川花火大会の日程と時間、場所
・場所
隅田川花火大会は、第1会場と第2会場の2ヵ所に分かれて行われます。①東京都墨田区 桜橋下流から言問橋(ことといばし)上流
②駒形橋下流から厩橋(うまやばし)上流
・日程・時間
日にち:2017年7月29日(土)に開催予定(例年例年7月の最終土曜日)時間:19時5分~20時30分まで
※もし、荒天の場合は、翌日の30日(日)に順延となり、翌日も出来ない場合は、中止になります。
・打ち上げ玉数
第1会場:約10,350発(コンクール玉200発含む)第2会場:約11,650発
合計で、約22,000発を予定
・予想来場者数(例年の人出)
約96万人・有料観覧席の有無
隅田川花火大会では、例年有料観覧席が用意されています。販売方法は、市民協賛による寄付を募集して、お礼として特別観覧席に招待されるケースとチケットを購入する2パターンがあります。
①寄付による特別観覧席
はがき(1グループ1枚まで)にて応募でき、応募が多数の場合は、抽選により選ばれます。特別観覧席の場所と協賛金額は以下の4種類のとおりです。
①墨田区側両国親水テラス:1口6,000円(1口1人を招待)
第2会場が観覧できる椅子席です。
②台東リバーサイドスポーツセンター野球場:1口7,500円(1口5人以内を招待)
第1会場が観覧できるビニールシート席です。
③台東リバーサイドスポーツセンター少年野球場:1口7,500円(1口5人以内を招待)
第1会場が観覧できるビニールシート席です。
④台東リバーサイドスポーツセンター野球場(団体用シート):1口30,000円(1口22人以内を招待)
第1会場が観覧できるビニールシート席です。
募集期間(2017年未発表のため参考として2016年のものを掲載)
2016年4月20日(水)から2016年5月18日(水)当日消印まで有効詳しい特別観覧席の情報は、こちらのサイトより発表される予定です。
②有料観覧席のチケット購入方法
次にチケットを事前に購入できる有料観覧席についてご説明していきます。①浅草花やしき屋上特別観覧席:前売り券と当日券
前売り券について
毎年、前売り券が発売され、即完売されるので幻のチケットと言われています。販売するのは「チケットぴあ」です。
販売時期は毎年6月中旬で、毎年決まっているわけではないのでぜひチケットぴあのHPをチェックしてくださいね。
ちなみに有料席の料金は以下の通り。
・大人 8,000円 ※中学生~64歳
・小人 5,000円 ※小学生
・シニア 7,200円 ※65歳以上
・未就学児 4,500円 ※2歳以上
・1歳以下は無料
正直たかっ!って感じですがそれでも花やしき入園料+フリーパス+花火特別観覧席券+1ドリンク券と盛りだくさんでこのお値段なのでぐっとこらえたいところでもあります。
当日券について
前売り券は本当に「幻のチケット」でダフ屋なんかが買い占めてしまったほぼ手に入れることは難しいようです。そうなると当日券狙い!というかたもいるかと思いますが毎年30名くらいの枠しかないのでこれもまた激戦・・・
当日券については、隅田川花火大会当日の14時半までに入園をすると抽選券をゲットできるようです。
15時から結果発表・・・
実はこの当日券の場合は花火観覧料がなしっ!!無料!
というわけで花やしき入園料だけで楽しめるんです!
これもまた人気の理由の一つですよね。
詳細は花やしき公式HPで必ずチェックしてくださいね!
②東京スカイツリー展望台特別営業入場券:6,500円(税込)お土産付き
第1会場、第2会場の打ち上げ花火が間近に観覧できます。
スカイツリーホームページより申し込みができますよ!
・屋台の有無
やっぱり、花火大会に行くなら、屋台ですよね。隅田川花火大会では、たくさんの屋台が出ています。
屋台を花火の次に目的とするなら、次の5ヵ所あたりが店の出ている数が多いので狙い目です。
・隅田公園
・汐入公園
・浅草寺
・両国国技館
・我妻橋
隅田川花火大会のみどころ
東京都内の隅田川で伝統的に行われる大規模な花火大会は、2ヵ所の会場に分かれており、それぞれいろいろな種類の花火を見れることができます。
第1会場:計200発の花火コンクール玉など
第2会場:東京スカイツリーを背景に創作花火やスターマインなど
伝統的な花火と新しい花火が次々に打ち上げられるスターマインの美しい色の変化を夜空のキャンパスに描かれます。
私も過去数回花火を見に行っていますが、やはりとにかく合計2万発も打ち上げるので帰りの満足感たるやなかなかのものでした。
第2会場のほうが打ち上げ数が多いので、よりたくさんの花火を見たい!という方は第2会場付近に場所取りしてみてくださいね。
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混雑情報と穴場スポット
出典:http://heihou-blog.net/隅田川の花火大会といえば、とにかく大変な混雑を想像される方がたくさんいらっしゃるかと思います。
私もな~んにも調べずに参加したことがあり、花火が終わったあとの満足感もさることながら帰りの疲労感もなかなか記憶に刻まれています。笑
ぜひ少しでも快適な花火観賞をするために、混雑情報と穴場スポットについて事前に見ておいてくださいね♪
・混雑情報
とにかく会場周辺は、せっかくきれいな花火を見ようとしても、道路が人で覆われてしまうほど、人混みばかりで大混雑になります。中でも、第1会場周辺は、具合が悪くなる人が出るくらい人混みがすごく、花火どころではなくなります。
第1会場ほどではありませんが、それでも、第2会場もすごく混雑します。
せっかく見に来たのに花火よりも、人ばかり気にしてしまうようでは、本末転倒です。
そこで、どうしても知りたい情報が、あまり人で混雑しておらず、花火が見やすい場所ということになります。
人の混雑具合は、年々早まっており、15時ぐらいから混み始め、17時以降は、人の波のピークを迎えるので、12時頃までに行っておくと良いかもしれません。
とにかく花火大会の当日は、早い時間から会場にやって来て、花火会場から離れた駅を利用することが求められます。
・交通規制
交通規制は会場周辺の18時から21時30分の間に行われる予定です。参考として2016年の交通規制についての画像も載せておきます。
・穴場スポット
有料観覧席を取らなかったけど、何とか良い場所で花火を見てみたいし、あまり人を気にせず、花火をのんびりと見られそうな5つの穴場スポットを紹介します。ただ、第1会場と第2会場から少し離れますが、ゆっくり見られて、下町の雰囲気を味わうことができる場所です。
①浅草寺境内
浅草駅から歩いてすぐすぐだし、浅草の仲見世を散策しつつ、屋台もたくさん出ています。
両方の会場の花火を見ることができ、お寺の雰囲気と花火が良く合います。
②厩橋交差点
厩橋交差点付近では、都営大江戸線 蔵前駅から近く、会場近くの川から離れた場所に陣取ると座ってのんびりと見ることができます。
隅田川花火大会が始まる1時間前に着いておけば大丈夫なはずですが、心配なら早いに越したことはありません。
③東京タワー
東京スカイツリーの登場で、影が薄くなりましたが、東京タワーの展望台がおすすめで、特別展望台まで登ったら、北側を陣取り、隅田川花火をほんのりと楽しめます。
夜景と隅田川の花火を両方共楽しめ、ロマンチックな光景にカップル向きの場所ですが、会場からかなり離れているので、花火が小さくなるのが、欠点です。
④汐入(しおいり)公園内土手
花火会場から少し離れますが、土手からのんびり花火を楽しめる場所です。
@yamakenation 南千住の汐入公園で隅田川花火観たけど穴場だったよー帰りも常磐線の上り電車ガラガラ(^○^)
— (´-ω-`)あやとん (@ayato_tkd) 2015年7月25日
東武スカイツリーライン「牛田駅」、「堀切駅」、「鐘ヶ淵駅」、京成本線「京成関屋駅」、常磐線「南千住駅」から近く、来る方角によって、降りる駅を決めましょう。
⑤水戸街道(国道6号)
第1会場と第2会場の両方の花火が見られ、夕方以降、歩行者解放区域になります。
向島5丁目ファミリーマートが目印です。
アクセスと駐車場情報
それでは次に、第1・第2会場へのアクセスと駐車場情報をまとめました。徒歩の場合のアクセス
東京都内は、公共交通機関がしっかり整備されていて、本数もあるので、花火大会会場までは、どんなルートでも行きやすいのではないでしょうか?花火会場までの最寄り駅が複数あるので、数ある中から選び徒歩約20分圏内を紹介します。
ただし、人の混雑具合の影響で変わってきます。
・第1会場まで
東京スカイツイリーライン『曳舟駅』、京成押上線『京成曳舟駅』より徒歩約10分
東武スカイツリー-ライン、東京メトロ、都営地下鉄『浅草駅』より徒歩約15分
東武スカイツリーライン『とうきょうスカイツリー駅』より徒歩約15分
東武スカイツリーライン、京成押上線、東京メトロ、都営地下鉄『押上駅』より徒歩約20分
・第2会場まで
東武スカイツリー-ライン、東京メトロ、都営地下鉄『浅草駅』、都営地下鉄『蔵前駅』より徒歩約10分
都営地下鉄『本所吾妻橋駅(ほんしょあづまばし)』より徒歩約15分
東京メトロ、つくばエクスプレス『田原町駅』より徒歩約15分
つくばエクシプレス『浅草駅』より徒歩約20分
ちなみにバスを利用したい!という方もいるかと思います。
通常時は会場周辺に路線バスが走っていますが、花火大会当日は、車同様、バスも交通規制の対象になるので、迂回運行や運休が実施される予定ですのでご注意ください。
車の場合のアクセス
当日の花火大会会場近辺は、交通規制が引かれるため、近寄れませんし、周辺の道路も大混雑が予想されています。基本的に車での来場は不可です。
車でのアクセスを考えている場合は、花火会場の最寄り駅から数駅離れた駅周辺の駐車場に止め、電車で会場まで来るようにしましょう。
・駐車場情報
①第1会場付近で見る場合第1会場付近で、コインパーキング多く設置されているのは南千住駅周辺。
しかし近年南千住駅から近い汐入公園で花火を楽しむ方が増えている結果、南千住駅周辺の駐車場は午前中でほぼ満車になってしまっているようです。(それでも汐入公園は会場付近に比べれば穴場スポット)
そのため南千住よりも数駅離れている曳舟駅や東京スカイツリー駅あたりの駐車場などであれば徒歩でも会場に行ける距離かと思われます。
タイムズの空き具合はこちらのHPからでもリアルタイムで確認できるので、利用してみてくださいね。
②第2会場付近で見る場合
第2会場は、例年第1会場よりも空いているという情報があります。
第2会場に近い駅でコインパーキングがたくさんあるのが秋葉原周辺。
徒歩にすると30分~40分は歩かなくてはいけませんが、周辺の駅で電車を待って超満員の電車に揺られるくらいならのんびりと花火の思い出を語りながらお散歩するのもいいかもしれません。
もう少し頑張れば日本橋駅なども使えそうなので、歩ける距離(お子さんなどがいる場合は難しいかなと思います)を自分と相談して決めてみてください!
③番外編
ちなみに宿泊や食事を利用して、近隣のホテルの駐車場に停めてしまうという方法もあります。
これだと荷物もおけてかなりゆっくりできるかもしれませんね。
・遠方から来る場合
①飛行機の場合のアクセス羽田空港から都営地下鉄『浅草駅』まで電車で約45分
②新幹線の場合のアクセス
JR東京駅から東京メトロ『浅草駅』まで電車で約25分
JR上野駅から東京メトロ『浅草駅』まで電車で約15分
まとめ
東京都内で行われる花火大会の中で、隅田川花火大会は、とても大きく知名度もあります。そのため、花火大会当日は、大変混雑するので、いかに混雑を避け、楽しい時間を過ごすことが出来るかだと思います。
花火大会に行くことが決まっている人は、行き当たりばったりにならないようにしっかりと計画を立てて、夜空のキャンパスに描かれる花火をたっぷり堪能して欲しいです。
そんな花火大会に行きたい人のために少しでも助けになる記事になればとてもうれしいです。
※今年度(2017年)の情報は、こちらのサイトで更新される予定です。
隅田川花火大会2017の公式HPはこちら!
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