春の七草の意味と簡単な覚え方!ごろ合わせや歌も



新しい1年を迎えると初詣、お雑煮、おせち料理などお正月のイベントでもちきりになると思います。

お正月が終わると一段落しますが、実は、七草粥を食べたり、鏡開きがあったりと他にもイベントがあることを知っていますか?

知られているようであまり知られていない七草粥に使われている春の七草について書いていきます。

 

春の七草と聞いて、すぐに思い浮かびますか?

私は、「もちろん知っていますよ」って、答えたいところですが、実は、「七草ってなんだ?」って、はてなマークが浮かんできます(汗)

そんな私ですが、皆さんとこの記事を通して、共有できたらなって思っています♪

ぜひ日本の春をたのしむためにも知識を増やしちゃいましょう~♪

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春の七草の意味は?

春の七草とは一体なんなんでしょうか。

まずは基本を押さえておきたいと思います!

春の七草とは・・・

・七草粥の材料に使われる7つの葉っぱのこと。

・五節句の1つ「人日の節句(じんじつのせっく)」である1月7日に1年間災いがなく病気をしないことと豊作を願うために食べた風習のこと。

あまりメジャーなイベントではないような気がしますが、幸せを願う新年には必ず食べたいなと改めて思いました。

 

それでは、春の七草について1つずつ紹介していきます。

1、芹(せり):セリ科



水が湧き出るところに生え、香りが非常に良く、食欲増進に効果があるそうです。

 

2、薺(なずな):アブラナ科



ぺんぺん草のことで、昔は食用として良く食べられていました。

 

3、御行(おぎょう又はごぎょう):キク科



母子草(はこぐさ)とも言われ、昔は、草餅を作る時に良く使われていました。

解熱効果があり、風邪の予防にも使われていたそうです。

 

4、繁縷(はこべら又ははこべ):ナデシコ科



ビタミンAが豊富で目に良いとされ、昔は、腹痛の薬にも使われていました。

 

5、仏の座(ほとけのざ)、田平子(たびらこ):キク科

画像出典:https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/23/0000120023/12/img40dbf019zikdzj.jpeg

食物繊維が豊富で、現在では、仏の座を食べるのではなく、田平子の種類を食べるようになっています。

 

6、菘(すずな):アブラナ科

現在のカブのことで、ビタミンが豊富です。

消化吸収を助けるアミラーゼが含まれており、他にビタミンC、カルシウム、カロテンなども含まれています。

 

7、蘿蔔(すずしろ):アブラナ科

現在の大根のことで、ジアスターゼが、消化を助けたり、風邪を予防する成分と他にも豊富な栄養素が含まれています。

 

以上、7種類を紹介しました。

もしかしたら、知っている又は聞いたことがある草の名前もあったのではないでしょうか?

現在では、お正月に食べ過ぎたりして疲れた胃を休ませる為に食べるようになっています。

 
今では、ネットショップでも販売されていて、春の七草を簡単に手に入れられるようになっているので、とてもうれしいですよね。

ぜひ、春の七草を使った七草粥を食べてみて下さい。

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簡単な覚え方は?

春の七草について紹介してきましたが、せっかくなので簡単に覚えられる方法についても紹介します。

ごろ合わせなどいくつか覚え方があるのですが、分かりやすさから短歌風の覚え方を紹介しますね。

あと、春の七草を歌った短い歌も見付けたので、一緒に紹介します。

 

短歌風は、春の七草を「5、7、5、7、7」で並べた言い方で、リズム良く覚えられると思います。

5:せり なずな

7:ごぎょう はこべ(ら)

5:ほとけのざ

7:すずな すずしろ

7:はるのななくさ

こんな風にリズム良く、春の七草を並べるととても覚えやすいと思います。

最近ではNHKの「にほんごであそぼ」でもこれと同様の覚え方を紹介しているようです。

意外に短歌風がメジャーなのかもしれません。

 

また春の七草を歌った覚えやすい歌がありましたので、紹介します♪



春の七草は、意外と回りの雑草として生えているものなので、全種類でなくても探してみると楽しいのではないかと思います。

 

 

まとめ

お正月に食べすぎて疲れた胃を休めるためにも、ぜひ春の七草を食べてみて下さいね。

割りと知られているようで知られていない春の七草について、覚え方と一緒に書いてきましたが、どうでしたか?

もし、参考にしてもらえれば、とてもうれしいです。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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