2017年の1月12日(木)の22時にから放送されるドラマ「嫌われる勇気」。
アドラーの心理学について触れた書籍、嫌われる勇気が原作となっており、
ドラマはアレンジが加わってオリジナルストーリーとして楽しめるような内容になっていると聞きました。
原作をどのようにアレンジして、ドラマにしているのでしょうか。
そこで、今回はドラマ「嫌われる勇気」のあらすじやネタバレ、キャストなどについてご紹介します。
スポンサードリンク
嫌われる勇気のあらすじ
嫌われる勇気のあらすじは、アドラーの心理学を身につけている庵堂蘭子(あんどうらんこ・香里奈)が、周囲の評価を気にせずに自分の意見を貫き通すお話しとなっております。そんなアドラーの心理学の体現者、庵堂蘭子とコンビを組んでいるのは、周囲の評価を気にする青山年雄(あおやまとしお・加藤シゲアキ)という男。
性格が庵堂蘭子とは真逆で、嫌われるのを恐れる男です。
そして、メインの登場人物には、捜査協力をしてきた実績から信者を多くもつ大文字哲人(だいもんじてつと・椎名桔平)が加わります。
庵堂蘭子にアドラーの心理学を教えた人物でもあり、相手の誤りを指摘する毒舌家です。
嫌われる勇気のドラマは、アドラーの心理学を分かりやすく実演している形で、視聴者にとって学びの多いものになっています。
原作の嫌われる勇気を大幅にアレンジしていますので、どのような仕上がりになっているのか、気になりますね。
あらすじを読んだ限り、今回のこのドラマは「恋愛もの」でも「事件もの」でもなく素敵な生き方を教えてくれるような内容になっていると思われます!
アドラーの心理学ってなに?
そもそもこのドラマの題材である「アドラーの心理学」とはなんなのでしょうか。アドラーの心理学は正式には「個人心理学」といい、心理学者アルフレッド・アドラーが提唱したものです。
この個人心理学の特徴を簡単にまとめると以下のようになっています。
何か起こったときに「原因」を探るのではなく,「これからどうするか」という目的に焦点を当てる。個人という単位全体で考える。細かく分析して心と体の対立などの見方をしない。人間は社会的動物なので,すべての悩みは対人関係から来ていると考える。
出典:嫌われる勇気をもつと,対人関係が楽になる | わく☆すたブログ
つまり過去を振り返るのではなく、この先を常に考えていくという思考のようですね。
またすべての悩みは対人関係から来ていると提唱していおり、対人関係をいかに上手くやっていくかという点に焦点を当てています。
そしてアドラーの心理学で最も大事とされているのが次の内容です。
アドラー心理学で一番大切な,理論的な考え方に「共同体感覚」があります。これはひとことで説明するのは難しいのですが,他者を仲間だと見なし,そこに「自分の居場所がある」と感じられるような感覚が共同体感覚です。
出典:嫌われる勇気をもつと,対人関係が楽になる | わく☆すたブログ
これはとても分かりやすいですね。
周りにいる人を自分の仲間と考え、そこに自分の居場所があるように考えられたらどんなに心が安らぐだろうと思いました。
今回のドラマ「嫌われる勇気」も他者とのかかわりあいの中から自分の居場所を見つけていくような内容になっていくと予想できますね!
嫌われる勇気の豪華なキャストまとめ
嫌われる勇気のメインとも言える3人の登場人物を演じるキャストは、香里奈さんと加藤シゲアキさんと椎名桔平さん。その中でも、主演の庵堂蘭子(あんどう らんこ)を演じるのは、香里奈さん。
香里奈さんは、女優でありながら、テレビドラマや映画、コマーシャルの出演など幅広い活動をしており、新・のび太の宇宙開拓史の声優をした実績などを持っています。
あまりプライベートを晒さないミステリアスな一面もあるようですが、情熱的で勢いのある性格ということなので今回の庵堂蘭子のキャラクター像にピッタリとくるものがありますね。
庵堂蘭子のコンビである青山年雄(あおやま としお) を演じるのは、加藤シゲアキさん。
加藤シゲアキさんは、タレントや歌手、俳優に小説家と、幅広い活動を行っておりますが、男性アイドルグループNEWSのメンバーの一人であることで有名です。
時をかける少女の先生役として出演した経験も持っており、周囲を気にかける青山年雄の性格などを表現することにピッタリときますね。
人の心理を良く理解している大文字哲人(だいもんじ てつと)を演じるのは、椎名桔平さん。
椎名桔平さんは、俳優と映画プロデューサーをしていて、テレビ東京の湊かなえサスペンスへの出演経験も持っております。
また、米映画「THE OUTSIDER」の出演も決まっており、極道一家の幹部役を演じることからも、どこか多角的な視点を持つ大文字哲人の大人な部分をしっかり演じてくれるでしょう。
その他のキャストも以下のように決定しています。
半田 陽介役 升毅
組織を無視した行動ばかりする蘭子に日々、頭を悩ませている、警視庁刑事部捜査一課8係長。
小宮山 正明役 戸次重幸
半田の部下で、捜査現場のリーダー的役割を担う、警視庁刑事部捜査一課8係刑事。
浦部 義孝役 丸山智己
ことあるごとに蘭子と対立する警視庁刑事部捜査一課8係刑事。
三宅 隆俊役 桜田通
無口なネットオタクで、もっぱらデジタル捜査を担当している警視庁刑事部捜査一課8係刑事。
相馬 めい子役 相楽樹
警察の依頼で解剖を担当し、事件の見解について蘭子と張り合うことも多い、帝都大学医学部法医学講座の助教授。
梶 準之助役 正名僕蔵
蘭子の観察眼に一目を置き、「さすが庵堂蘭子」が口癖の警視庁鑑識課主任鑑識官。
村上 由稀菜役 岡崎紗絵
孤高を貫く蘭子を尊敬し、先輩である梶をイジるのが日課の理系女子、警視庁鑑識課鑑識係。
間雁 道子役 飯豊まりえ
帝都大学文学部心理学科の学生で、椎名演じる大文字教授の助手。
土方 登志郎役 寿大聡
帝都大学文学部心理学科の准教授。寿大さんについては寿大聡(じゅだいさとし)の彼女や本名などプロフィールまとめでも書いていますのでチェックしてみてください!
スポンサードリンク
嫌われる勇気のネタバレ
嫌われる勇気には、原作となる書籍が存在しますが、大幅にアレンジされているためドラマの内容はオリジナルストーリーに近い形となっています。なぜ原作があるのにオリジナルストーリーなの?と思うかもしれませんがこの原作「嫌われる勇気-自己啓発の源流「アドラー」の教え」は小説ではありません。
かといって難しくアドラーの心理学を説明している教科書・学術書のようなものでもなく、
哲人(教える人)が青年(質問する人)との対話を通して分かりやすくアドラーの心理学を教えてくれるという本なのです。
なのでこの対話方式はもちろんドラマにはなりえませんし、この対話から分かる内容を分かりやすく体現する形にしたのが今回のドラマ「嫌われる勇気」になるわけです。
なので原作はありながらもネタバレは難しく、オリジナルストーリーであることがおわかりいただけたかなと思います!
嫌われることを気にとめない庵堂蘭子が、どのような考えから、自分の考えを貫くことができているのか。
それが、ドラマの見所の一つになるでしょう。
ドラマでは、庵堂蘭子は周囲から嫌われているという設定ですが、本人の感情がぶれることなく結果を出し続ける強い姿があると思います。
庵堂蘭子とコンビを組んでいる青山年雄は、どんどん庵堂蘭子に引っ張られる形で、周囲の評価を気にする自分を変えていく流れになるかもしれませんね。
あらすじでは、青山年雄は自分の考えを貫く姿勢から、庵堂蘭子を嫌うようです。
ですが、そんな一般的な目線を持つ青山年雄にアドラーの心理学を大文字哲人が教えて、少しずつ考え方を改めさせる展開があるのではないかと思います。
今ここまで書いていて気がつきましたが、主人公の庵堂蘭子って完全に「アンドウランコ→アドラー」ってことですね!!
そして青山年雄ってもしかして・・・原作で対話している「青山年雄→青年」ですよね!!
大文字哲人ももちろん原作に出てくる、いわば先生の「哲人」!
以外に名前は簡単な由来でしたね~。。
原作はあるものの、ほぼ原作とは違った形にアレンジされている今回のドラマ「嫌われる勇気」。
ドラマのネタバレは、実際に放送開始されてから追記していこうと思います!
嫌われる勇気 第1話のあらすじとネタバレ
では早速ドラマ「嫌われる勇気」の第1話のあらすじを見ていきたいとおもいます!刑事の庵堂蘭子(香里奈)が属する捜査一課に、新人刑事の青山年雄(加藤シゲアキ)が配属された。
係長の半田陽介(升毅)は青山に、蘭子と組んでモデル殺害事件に加わるように命じる。
青山は、刑事の三宅隆俊(桜田通)から教えられ、携帯電話を持たない主義だという蘭子を探しに行く。
青山が蘭子を探し当てた時、青山の携帯が鳴り、第二の殺人が起きたと告げられる。
蘭子は青山の携帯を取り上げ情報を得ると、現場へ急行する。
第二の被害者もモデルだった。
鑑識課の梶準之助(正名僕蔵)と、刑事の浦部義孝(丸山智己)が遺体を調べているところに、蘭子と青山が到着。
浦部はふたりに周辺の聞き込みに行くよう指示するが、蘭子は無視して遺体を調べ始める。
さらに蘭子は、遺体を見た帝都大学医学部助教の相馬めい子(相楽樹)が明かした見解も、安易な妄想だと一蹴する。
別の日、モデル連続殺人事件の捜査会議が開かれ、刑事の小宮山正明(戸次重幸)が概要などを説明していた。
捜査に関わる刑事が勢揃いするなか、蘭子は参加せずにパソコンに向かっていた。
マイペースな蘭子に、青山はうんざり。
半田に相談すると、別の任務を与えられる。
青山が訪れたのは帝都大学の研究室で、そこには警視庁のコンサルタントも務める教授の大文字哲人(椎名桔平)がいた。
大文字は、庵堂の下の配属だという青山に、庵堂を理解するには、「アドラー心理学」を知る必要があると話し始めた…。
(出典:嫌われる勇気 公式HPより)
どうやら第1話は、安藤がどのような人物なのか、また彼女を知るためのアドラーの心理学についての解説に重きを置いてそうですね!
第1話は視聴者をひきつける大切な回なので、ますます楽しみです!
まとめ
嫌われる勇気のドラマが、1月に放送されますが、より多くの人に見てもらえたらいいなと思います。アドラーの心理学は自己啓発の源流とも言われていて、恋愛や人間関係、仕事など人生の全ての場面に使える知識です。
より楽しい毎日を送る上で、見て損のないドラマだと思います。
なので、嫌われる勇気を見て、学びを得ましょう。
もちろん、ドラマとして、ストーリーを楽しむのもいいですね!
放送を楽しみに待ちたいと思います!
スポンサードリンク