瀬立モニカ(カヌー)はハーフ?出身高校や事故原因など経歴も



リオオリンピックも無事閉幕し、いよいよ次はパラリンピックの開幕が迫ってきています。

日本はリオオリンピックで41個ものメダルを獲得し、活躍しました。

 

今度のパラリンピックでも日本人の活躍が期待されています。

その中で、カヌーの瀬立モニカ選手について今回ご紹介したいと思います。

 

名前が非常に特徴的ですが彼女はハーフなのか、出身高校はどこなのか、パラリンピックの日程はどうなっているのか、簡単にご説明します。


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瀬立モニカ選手プロフィール



【名前】瀬立モニカ(せりゅう もにか)

【生年月日】1997年11月17日(18歳)

【出身】東京都

【出身中学校】江戸川区深川第一中学校

【出身高校】宝仙学園校

【在学中】筑波大学体育専門学群

【所属】江東区カヌー協会

瀬立選手は幼いころから運動神経がよく、中学校の頃からバスケットボールとカヌーの2つの競技を両立していました。

特にバスケのほうに積極的に取り組み、中学3年の時には都大会で3位の成績を残しています。

カヌーには学校の先生の誘いで始めたそうです。

 

出身高校は東京都にある私立の宝仙学園校です。

元々中学高校一貫校のようですが、モニカ選手は高校から入学した外部生とのことでした。

 

事故原因は?

瀬立選手は生まれながら障害をもっていたわけでなく、高校1年生の時の事故で下肢の筋肉に力が伝わらない「体幹機能障害」になりました。

そのため、瀬立選手は胸から下がまったく動かすことができず、車いすの生活を余儀なくされたのです。

 

その事故の原因となったのは倒立前転です。



え?と思う人もいると思いますが、瀬立選手は体育の授業中に倒立前転で回転していたときに脳と胸椎を損傷したことが障害を持つ原因となってしまったのです。

倒立前転で障害を持ってしまうことになるなんて思いませんでした。

ちょっと怖いですね。

 

瀬立選手も最初は障害を持ったことを悲観的に捉えていたようですが、久しぶりにカヌーに乗るとちゃんと前に進むことができ、「自分でもできるんだ」とそれまでモヤモヤしていたものが吹っ切れたそうです。

そして、カヌーでのパラリンピック出場とメダルをとることを目標に前に進み始めました。

 

もともとカヌーは誘われて始めたものですが、そのおかげで前に進むきっかけになったんですね。

瀬立選手がカヌーと出会っていて本当によかったですね!

スポーツは人の人生を動かす力があることを改めて感じます。

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ハーフなの?

瀬立モニカという名前から外国人っぽい名前だなと思いますが、モニカさんは外人でもハーフでもなく、純日本人だそうです。

 

モニカという名前を付けたのはモニカ選手のお母さんで、カトリックだったお母さんのクリスチャンネームを付けたそうです。

クリスチャンネームというのはキリスト教の人に名付けられるもう一つの名前のようなものです。

モニカのほかにも“マリア”とか“デレシア”などだいたいは聖人の名前があります。

 

その中のモニカという人は「献身的な愛情を持って自身の子であるアウグスティヌスに接し、聖人になるように導いた芯の強い母親」と言われています。

いい名前ですよねぇ。。

 

お母さんの願いどおり、今は芯を強く持ったカヌーの選手になったなんて本当に素晴らしい娘さんだと思います!

 

 

過去のカヌーの成績

ではモニカ選手の過去のカヌーの成績はどのようになっているのでしょうか?

以下に一覧としてまとめました!
・2014年 第1回日本パラカヌー選手権大会(小松市木場潟湖) 女子KTA優勝
・2015年 2015パラカヌー海外派遣選手選考会(坂出市府中湖) 女子KL1優勝
・2015年 2015 世界パラカヌー選手権(イタリア) 女子KL1第9位
・2015年 第2回日本パラカヌー選手権大会 (小松市木場潟湖) 女子KL1優勝
ここからわかる通り、やはり日本では優勝を繰り返しておりほぼ敵なしといったところですね。

まあ日本代表になっているからそれは当り前なのかもしれませんが・・・。

 

さて海外での成績は2015 世界パラカヌー選手権で全体の9位とメダルからは少し遠い気もしますが上位にランクインしています!!

しかしながらこの結果にモニカ選手は「もっと自分の力を出し切れていれば・・」と苦しい表情を浮かべたようです。

ちなみにこの大会が彼女にとっての国際試合のデビュー戦だったと言うから驚きですよね。

 

リオではもちろんメダルを狙って奮闘してくれること間違いなしです!

世界をあっと驚かせて頂きたいですね!

 

 

リオパラリンピックでの出場日程は?



瀬立選手が出場するカヌーの日程は
9月14日(水)~15日(木)

の2日間となっています。

 

14日に予選で、15日に決勝という予定のようです。

本当に楽しみですね!

 

 

まとめ

瀬立モニカ選手は名前がモニカとかわいらしくて、ハーフかなと一瞬思いますが、実は純日本人です。

もともと障害をもっていたわけではなく、事故により障害を持つことになりました。

その原因が倒立前転だというから驚きです。

 

しかし、瀬立選手は自分にもできることがあるとカヌーで知ることができ、パラリンピックへの道を進み始めました。

瀬立選手が出場するカヌーの試合は9月14・15日の2日間となっています。

障害に負けず、前向きに頑張る瀬立選手を応援しましょう!

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