松前公園(北海道)の桜まつり2017の見頃!ライトアップについても

北海道の松前公園は北海道南部の松前町にある松城にある公園です。

その公園は日本のさくら名所100選に選ばれ、春には250種1万本以上の桜の花が咲き乱れます。

城下町の風情と桜の花の組み合わせは日本らしい風景を見ることができます。

今回はそんな松前公園で開催される2017年の桜まつりと桜の見頃、ライトアップの情報をまとめてみました。

出典:e-kabe.sakura.ne.jp

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松前公園の桜の見ごろは?

出典:https://sp.jorudan.co.jp/hanami/spot_1.html

松前公園があるのは北海道ですので、桜の見ごろは全国的に比べて遅くなります。

桜の見ごろは3月・4月が多いですが、松前公園の桜の見ごろは例年4月の下旬から5月の下旬までとなっています。

ちょっと遅いと思う人もいると思いますが、GWに旅行に行くとちょうどよい時期です。

なので、GWに旅行ついでに花見をしていく人もいます。

 

2月2日にウェザーマップが発表した桜開花予想によると、2017年の桜の開花は平年並みかそれよりも遅くなるそうです。

今年は2月中旬から気温が低い日が続くようで、その影響と考えられます。

さらに日本気象協会の発表によれば、松前公園に一番近い函館の桜開花予想が5月1日となっています。

2016年の開花は4月30日だったので、やはり平年並とすると5月頭には開花しそうですね!

 

北海道の詳しい開花見込みが発表されるのは2月中旬以降なので、また見頃を更新しますのでチェックしてみてください!

 

また、早咲き・中咲き・遅咲きの桜があるので、1か月という長い期間楽しめるのも魅力の一つ!
  • 早咲き(4月下旬~5月上旬)   ソメイヨシノ・ナデン等
  • 中咲き(5月上旬~5月中旬)   アマヤドリ・イトククリ等
  • 遅咲き(5月中旬~5月下旬)   カンザン・イチヨウ等
今年の見ごろはまだわかりませんが、今のところ例年通り4月下旬~5月下旬までになると思います。


GWは暖かな北海道でお花見を楽しむなんて素敵ですよね!

ぜひ旅行を計画したいところです!

 

 

松前公園の桜の見どころ!

出典:http://www.tabirai.net/sightseeing/tatsujin/0000275.aspx

松前公園の見どころは、やはりなんといってもお城と桜を一緒に楽しめると言う点です。

道内唯一の日本旧式城郭で、2004年に北海道遺産に選定された松前城を中心とする一帯は、「美しい日本の歴史的風土100選」と言われるほどに有名で美しいのです。

 

ではなぜこの松前城の周りにこんなにも桜が咲いているのでしょうか。

松前の桜は、本州から北海道(当時は蝦夷地)に渡ってきた人々が江戸や京都に思いをはせ、桜を懐かしんで植えたことが始まりとされています。

昭和の時代にも、全国から桜を集めて植樹してきたようで現在でも約1万本にも上る桜を楽しむことが出来ています。

 

そんな松前公園には、三大名木という有名な桜があるのでそちらもご紹介したいとおもいます!

龍雲院の「蝦夷霞桜」(えぞかすみざくら)


戊辰戦争での激しい戦火の中、唯一焼けずに残った「龍雲院」に残るのがこの「蝦夷霞桜(エゾカスミザクラ)」。

樹齢100年以上とも言われるこの桜は、松前公園から徒歩6分で見に行くことができます!

 

 

光善寺の「血脈桜」(けちみゃくざくら)


「血脈桜(けちみゃくざくら)」はサトザクラという桜の品種で、早咲きする事から「マツマエハヤザキ」という名前もあるそうです。

樹齢は300年以上ともいわれているこの桜には、伝説があるそうです。

 

昔、松前の地に鍛冶屋を営む親子がいました。

2人は、京都へ訪れることになり旅先の吉野で満開の桜と出会います。

その桜をもう少し楽しみたくなり、しばらく吉野に滞在している際に美しい一人の尼と知り合い仲良くなりました。

松前へ旅立つ日、この尼から「私だと思って・・」と1つの桜の苗をもらいます。

帰ってから、光善寺の庭にこの桜を植えると3年後に美しい桜が咲きました。

その200年後、光善寺の改修のためにこの桜を伐採することに。

桜の木が切られる前夜、寺の住職の枕元へ目に涙をためた美しい娘が現れ、「私は死が明日に迫る身です。どうか私に血脈をお与え下さい。」と頼んできました。

血脈とは、死んだ人が仏になれるようにお坊さんが与える書簡の事。

住職が、明日にしてくれと言っても聞き入れず、やむなくこの娘を本堂へ迎え入れ「血脈」を授けました。

翌朝のこと、住職がこの桜を切り倒そうとしたところ、桜の葉に何かが揺れていることに気づきます。

それは、昨晩に美しい娘に授けた「血脈」でした。

それを見た住職が、桜の木の伐採をやめ、娘と桜の木のために盛大な供養を行いました。

 

こんな素敵な伝説があったことから、この桜は血脈桜と呼ばれるようになったんですね。

ぜひこちらの桜を見に行く時にはこの伝説を誰かに伝えたくなりますね!

光善寺までは松前公園から徒歩5分で到着できますよ。

 

 

天神坂門の「夫婦桜」(めおとざくら)

大変珍しく、人気なのが「夫婦桜」。

夫婦と呼ばれている理由は、一つの根から2種類の桜が咲いているからなんです。

昭和初期にソメイヨシノの台木にナデンを挿し木したところ、台木にしていたソメイヨシノも一緒に育ったんだそう。

2007年の松前さくら祭りにて命名されたこの「夫婦桜」。

大切な誰かと見に行くとロマンチックで素敵ですね!

 

 

ライトアップ情報

松前公園では桜の見ごろに合わせて桜まつりが開催されます。

今年の日程はまだ未定ですが、昨年の2016年は4月29日~5月20日の間行われていました。

今年も少しずれるとは思いますが、同じ時期に開催されると思います。

 

イベント期間中は様々な催し物が行われ、夜にはライトアップも!

時間は日没~21:00まで。
出典:https://amaebi.wordpress.com/

夜の桜は幻想的できれいですが、松前公園では松城というお城と桜のセットで楽しむことができます!

よく見る桜のライトアップとは少し違った雰囲気を見れます。

お城好きな方にはたまりませんね!

 

また、松前公園自体の開園時間が24時間になっています。

ライトアップは時間が決まっていますが、桜をいつでも楽しめることが可能です。

朝でも昼でも夜でもいつでも桜を見に行けます。

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お花見がもっと楽しくなるお花見グッズ!

さて、こんな美しい桜を見るとなればやっぱりもっと楽しい思い出にできるグッズがほしいところ。

いくつかオススメのお花見グッズをご紹介しますね!

自撮り棒

最近では、「ちょっとシャイだから誰かに写真をお願いするのは・・・」という方のお助けアイテムとしても有名な自撮り棒。

うつくしい桜と自分、そして大切な人をおさめてみてはいかがですか?
私ももうどこに出かけるのにももっていくアイテムです。

 

クッションレジャーシート

お花見になくてはならないアイテムですが、最近はクッションが入っているレジャーシートがあります。
お花見の時期は寒いこともありますから、お尻が冷えないですし何よりも座り心地がいいのでオススメです。

 

スマホ用スピーカー

美しい景色に、美しい音楽はいかがですか?

大音量で流すのはマナー違反ですが、心地いい春ソングを流しながらのお花見も素敵です。

ぜひ使ってみてくださいね♪

 

 

アクセスと駐車場情報

松前公園があるのは北海道松前郡松前町字松城。

訪れるには電車とバスもしくは車を使います。

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電車  JR津軽海峡線《木古内駅》を下車 函館バス≪松前行き≫乗車 『松城』を下車 徒歩約7分

車   道央自動車道《八雲IC》を下車 道道67号経由 約2時間30分
函館市街地からは国道228号経由 約2時間

 

駐車場について

松前公園では駐車場があります。

収容台数は1000台

通常は無料ですが、桜まつりが開催される期間は有料になります。

料金は1日500円です。

比較的大きな駐車場ですが、桜まつり開催期間中は満車になる可能性もあります。

近くにはほかの有料駐車場がありますので、満車のときはそちらをご利用ください。

 

 

まとめ

松前公園の桜の見ごろは4月下旬から5月下旬まで。

この期間に合わせて桜まつりが開催され、同時に日没から21:00までライトアップが行われます。

また、松前公園では松城というお城がありますので桜と一緒に見ることができるのが特徴です。

訪れるには車もしくは電車とバスを乗り継いでいきます。

車で来られる方のために1000台収容できる駐車場が用意されますのでご安心ください。

今年はお城と一緒に桜を見に行ってみませんか?

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