香西宏昭(車椅子バスケ)のプロフィール!出身大学はアメリカ?



車いすバスケットボールの日本代表に香西宏昭(こうざいひろあき)さんという選手がいます。

香西選手は両膝から下がないというハンデを背負いながらもエースとしての活躍が期待されているすごい選手なんです。

 

エースとして期待されている香西選手は過去にアメリカの大学へと入学し、本格的な車いすバスケットボールを学んだという経験があるんだとか。

香西選手がどうしてアメリカの大学へと入学したのか。

 

今回はそんな香西選手の障害やこれまでの経歴などのプロフィール、そしてアメリカの大学時代やリオオリンピックの日程などをご紹介します。

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香西宏昭選手プロフィール



 

【名前】香西宏昭(こうざい ひろあき)

【生年月日】1988年7月14日(28歳)

【出身】千葉県千葉市若葉区

【小学校】千葉市立若松小学校

【大学】イリノイ大学

【所属】NO EXCUSE

 

香西選手は先天性両下肢欠損(膝上)という両ひざから下がない状態で生まれたそうです。

この障害について香西選手は「生まれつきだから障害を乗り越えたという意識がない」と発言するなど非常に前向きの様子。

 

 

そんな障害を負いながらも香西選手は12歳の時にバスケットボールを始めます。

きっかけは父親である香西広実さんが学生時代にバスケットボールの選手で、地元のバスケチーム「千葉ホークス」の体験会に行ったことでした。

 

そのチームの選手としていたのが現車椅子バスケ男子日本代表の及川晋平ヘッドコーチでした。



 

そのとき、父親の後ろに隠れていた香西選手はほとんど話をしなかったそうです。

まだ子供だった香西選手に及川コーチは自主練習ができるようにメニューを考えたり、練習に付き合ったりし彼の成長を促すことにしました。

何よりバスケを強制させずに提案型のアドバイスすることで、香西選手は及川コーチを信頼していったそうです。

そして香西選手は車いすバスケットボールを始めました。

 

バスケを始めて4年後の高校1年生の時に車いすバスケU-23の日本代表に選出され、どんどんと車いすバスケの魅力にハマっていきました。

4年で代表にまで上り詰めるなんて、元々の才能もきっとあったでしょうが沢山努力されたんですね。

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アメリカの大学出身って本当?

高校卒業後はなんとアメリカへ留学。

イリノイ州のイリノイ大学へ編入しました。

 

なぜイリノイ大学だったのか・・・?

それはイリノイ大学にマイク・フログリーというコーチに誘われたからです。

 



 

実はイリノイ大学は世界で初めて大学に車いすバスケットボールのチームを作った大学で、これまでも多くのトップ選手を輩出しています。

香西選手は車いすバスケットボールを始めた12歳の時に、及川コーチに誘われて「Jキャンプ」という車いすバスケのキャンプに行きました。

 

そこにフログリーコーチが講師として招待されていたのです。

 

そして香西選手を見たフログリーコーチは

「ヒロはいい選手だ。高校卒業後、僕のところ(イリノイ大学)に来れば、きっと彼はスーパースターになるよ。(彼が来ることは)いつでも待ってるよ」

と及川コーチに言ったそうです。

それからイリノイ大学のジュニアキャンプにも参加した香西選手はフログリーコーチに大きな影響を受け、イリノイ大学への進学を考えるようなっていきました。

 

大学へ行く費用や目的など迷いもあったそうですが、周囲の後押しもあり、イリノイ大学へ進学しました。

日本の大学からの留学ではなく、本当にアメリカの大学へ入学しているなんてすごいですね。

それに周りとの縁もあったようです。

とてもいい環境で育ってきたんですね!!

 

そしてイリノイ大学に入学したその2010年の全米大学選手権で優勝、

2012~13年の全米大学リーグのMVPを2年連続で獲得!!

大学を卒業したあとはドイツのブンデスリーガのBG Baskets Hamburgで活躍。

翌年日本に戻り、NO EXCUSEに所属しながらもDeNAとスポンサー及びマネジメント契約を締結するなどめざましい活躍を見せています。

 

ドイツに車いすバスケのブンデスリーガがあるなんて全く知りませんでした。

香西選手はまさしく車いすバスケの世界では間違いなく有名であり、今回のリオパラリンピックでも世界で彼を応援する人が沢山いることと思います!

 

リオパラリンピックでの出場日程は?

リオパラリンピックでは車いすバスケットボールの日程は

9月8日(木)から17日(土)まで

となっています。

キャプテンである藤本選手とともに日本のチームを盛り上げていってほしいと思います!!

 

今回の日本代表の目標は、「過去最高位となる6位以上」。

2008年は7位までのぼりつめましたが、2012年のロンドン大会では9位と順位を落としてしまいました。

6位というのは今の実力からもしっかりと狙える位置ということのようです。

 

でもスポーツは何が起きるかわかりません。

ぜひメダル獲得を目指して私たちも応援したいですね!

 

まとめ

香西選手は12歳ときに現在のコーチである及川コーチに出会い、車いすバスケットボールに出会いました。

それが香西選手にとって大きな転機となりました。

さらにはイリノイ大学のフログリーコーチにも誘われ、イリノイ大学へ入学し、車いすバスケットボールを本格的に学んでいます。

そして現在では日本の車いすバスケットボールのエースとして活躍中です!

 

リオパラリンピックでもメダル獲得に尽力してほしいと思います!ガンバレニッポン!

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