ドラマ「そして誰もいなくなった」の第1話が放送されました(初回 7月17日放送)!
ドラマの原作はなく、完全オリジナルドラマということとその豪華な俳優陣の効果からか放送前からかなりの熱視線を浴びていた同作。
実際かなり面白く先が読めない内容だったなと感じました。
登場人物全員が容疑者いう設定でしたが、まだまだ1話が始まったばかり。
今回はその第1話のあらすじとネタバレ、そして感想をまとめました。
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第1話のあらすじとネタバレ
この物語の主人公である藤堂新一(藤原竜也)がビルの屋上の現れる。
屋上におかれた一つのスピーカーが。
すると1発の銃撃が彼を襲い、音声モザイクのかかった声が新一に告げます。
「お前には2つ選択肢がある。このまま私に撃たれるか、それとも自発的にそこから飛び降りるか」
言われるがままに、屋上のヘリに立たされる新一はいいます。
「どちらにしても、死体は残るぞ」
「それは問題ない。お前は法律的に存在しない人間だからな」
新一は「俺は存在している!」と抵抗。しかし、謎の声は続けます。
「ではお前の名前はなんだ?お前のパーソナルナンバーは?」
言葉に詰まる新一。そう、今彼に名前は存在しないのでした。
10日前
夜のおしゃれなレストラン。そこにいたのは新一と、その母である藤堂万紀子(黒木瞳)。
新一は婚約者である倉元早苗(二階堂ふみ)との結婚と妊娠を母に報告するためにここに早苗と共にやってきていました。
まだ新しい命の性別は分からないものの、そのダブルでのおめでたを喜ぶ万紀子。
母から大学入学祝いとしてもらった時計を大事そうにしながら、新一は父が亡くなってから女手一つで育ててくれたことに改めて感謝していた。
そしてその会計時、自分のクレジットカードが急に使えなくなっていることを不審がるものの、母の介護ヘルパーである西野弥生(おのののか)が迎えにきてくれていたためその夜は早苗と共に母を見送った。
9日前
いつも通り勤務先(株式会社 L・E・D ソルトウェア部 第1開発課)に出社した新一。
その日新一は、同僚である田嶋達生(ヒロミ)や五木啓太(志尊淳)に自らが開発したネット上に拡散した画像などのデータを消去することができる画期的なソフトである「ミス・イレイズ」を紹介し、賞賛を浴びた。
そんな中、人事部に呼び出される。本人は昇進の通達なのではないかと思い、浮足立ったまま人事部へ足を運んだ。
しかしそこで告げられたのは「君は藤堂新一という男になりすまして入社した偽物なのではないか?」というあらぬ疑惑でした。
この会社では、国民一人一人に割り振られた13桁のパーソナル・ナンバーの登録が義務付けられており、
新一と同じナンバーの人物が3日前に婦女暴行事件で逮捕された同姓同名の別の男・藤堂新一のものであるという事実を突き付けられました。
「君は一体誰なんだ?」
その言葉にただ立ち尽くすしかできません。
その後、身元不明人として自宅待機を命じられてしまいます。
新一は、総務省にいる官僚の友人 小山内保(玉山鉄二)に事情を説明し、パーソナルナンバーのミスなのではないかと捜査を依頼。
しかしながら、ミスなどではなく新一自身の個人情報が全てなくなっていること、を告げられる。
新一は偽・藤堂新一に会うため留置所があり、また新一の故郷である新潟へ向かう。
8日前
新潟では大学時代の友達である長崎はるか(ミムラ)と斉藤博史(今野浩喜)が小山内から連絡をもらって新一を待っていた。
2人は事件について調べ、新一がパーソナルナンバーを乗っ取られる「なりすまし詐欺」にあっていることを教えてくれた。
そして事件を起こした偽・藤堂新一は新一が学生時代に下宿していた部屋に事件の数日前に引っ越してきたことも分かり、ますます疑惑が深まるものの
自らが開発した「ミス・イレイズ」を使い、偽藤堂の本名が川野瀬猛(遠藤要)であることを探し当てることができた。
その夜、新一の行きつけのバーにて小山内と再会。
バーの店長である日下瑛治(伊野尾慧)と共に、これで事件は解決すると祝杯をあげた。
その頃、偽・藤堂新一は弁護士である西条信司(鶴見辰吾)と面会、はるかはなぜか藤堂の母親に意味深な電話をかけ、小山内は新一と別れたあとバーに戻り日下に話があるとささやくなど各方面で怪しい動きが・・・。
そしてその夜、何者かが「ミス・イレイズ」を使い、川野瀬のデータを削除、そして新一のデータと置き換えたのだった。
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7日前
新一は、ミスイレイズを使った犯人を探るため、会社に足を運ぶ。
しかしそこで、新一が研究費用2億円を使い込みしているという疑惑がもたれていることを知り、ショックと混乱で逃げ出してしまうことに。
警備員に追われる新一を、たまたま東京に出張にきていたはるかが自身がとまっているホテルに連れて行き、難を逃れた。
はるかから、会社ぐるみの陰謀かもしれないという意見を聞き、信頼している上司の田嶋にミスイレイズにアクセスした社内の犯人は誰か調べてもらうようにお願いする新一。
しかしながら、既にネットの掲示板には新一が2億円使い込んだという情報もリークされてしまいそれを発見した友人の斉藤は小山内に連絡。
だが小山内は、その報告におどろく様子も見せず不敵な笑みを浮かべていた。。
その夜、新一は行きつけのバーへ。
日下と、母親の話をしている最中に田嶋からミスイレイズのログインを確認したが発見するどころか違うプログラムが走り始めたという連絡を受け会社へ急行する。
新一が立ち去ると、新一が使ったグラスを袋に詰める日下の怪しい行動が目を引く。。。
場面は冒頭の屋上へと切り替わる。
謎の声はもう一度新一に告げる。
「お前には2つ選択肢がある。このまま私に撃たれるか、それとも自発的にそこから飛び降りるか」
「いや、違う。俺を破滅させたいだけだろ。
第3の選択肢があるはずだ。俺を脅して提示しようとしている第3の選択肢が!」
すると声はこう続ける。
「私の願いは孤独だ。誰も信頼できず、誰とも仲間にならずそれゆえに平等で争いのない世界をお前と手を組めば実現することができる。」
そう言い、マイクのスイッチをオフにした小山内はメガネをはずした。
「さあ、ショータイムの始まりだ。」
感想まとめ
第1話では、時間軸を遡る事7日前までが放送されました。
最後の最後で、小山内がマイクで話していたこともわかり話の黒幕は小山内!?なんて思ったりもしたのですが、
初回で黒幕、容疑者が分かってしまうほどこのドラマは単純ではないだろうなということは容易に想像ができます。
そして要所要所で、不敵な笑みや表情を浮かべる登場人物たちが印象的でした。
なぜか万紀子に電話をした、新一に昔恋心を抱いていたであろう長崎はるか。
小山内に相談を持ち掛けられたバーテンダーの日下。
そして偽・藤堂新一である川野瀬とその弁護士の西条もかなり怪しさを増したまま幕を閉じました。
婚約者の早苗についてはまだまだ詳細が分からないこともありますが、どうも怪しい気もしてきます。
また上司であるヒロミ演じる田嶋は、なんともコンピューターについては頭はカラッポとのことですが2億円使い込むことも、アクセスログを削除することもできそうです。
アクセスログ削除については、後輩の五木もできますよね。どうにも社内の人間は怪しいというところは変わりません。
もしかしたら、会社だけではなく国全体の大きな陰謀という可能性も出てきました。
既に総務省勤務の小山内がこれだけ怪しい行動を繰り返していますからね。
それにしてもなぜ新一が狙われたのか。そのあたりの部分も今後明らかになってきそうですが、どうも過去が関係していそうですね。
新潟で過ごした過去、どんなことがあったのでしょうか。
ちなみに途中、新一をメンズエステに誘った君家砂央里(桜井日奈子)も怪しい表情をしていましたから今後物語に大きく関わってくることも間違いなさそうです。
まとめ
まだまだ始まったばかりの「そして、誰もいなくなった」ですが、いかがでしたでしょうか?
第2話もわくわくしながら放送を待ちたいと思います!!
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