まだまだ寒いですが、暦の上では春の季節に入っています。
各地では春のお祭りなどの催しが開催される予定です。
水戸市にある水戸偕楽園では毎年2月から3月にかけて”梅まつり”が開催されます。
約100種類、3000本もの梅を見ることができる催しで、ライトアップもされます。
行きたい!という方のために今年の見ごろ・開花状況やライトアップの時間、駐車場などの情報をまとめてみました。
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水戸偕楽園梅まつりとは?
偕楽園は水戸市にある日本三名園のひとつで、その広さはなんと東京ドーム約64個分。都市公園としては、ニューヨーク市のセントラルパークに次いで世界第2位の面積があります。
その偕楽園で、毎年2月から3月に行われているのが梅まつりです。
これまでの開催がなんと120回!!
2017年の開催で120回目ということは・・・
最初の開催は1897年!!
なんと明治30年ということになります。
西洋の文化が日本に根付き始めた頃で、あの伊藤博文が生きていた頃ということになります。
大変歴史のあるお祭りなんですね。
園内には様々な品種の梅が植えられており、それぞれ「早咲き」「中咲き」「遅咲き」の梅があります。
そのため、長期間にわたり梅を見ることができるようになっています。
時期としては早咲きは1月中旬~2月中旬、中咲きは2月上旬~3月中旬、遅咲きは3月上旬~4月上旬に見ることができるようです。
なので、ちょっとくらい時期がずれても、その時に楽しめる梅がありますので、いつでも梅を楽しむことができます!!
早咲き、中咲き、遅咲きの梅がどのようの違うのかもまとめてみました。
早咲き
出典:http://www.ibarakiguide.jp/seasons.html/attachment/22-8
代表的な品種・・・「八重寒紅」「白難波」「八重冬至」「烈公梅」(画像は白難波です)
この時期の梅の楽しみ方は「探梅(たんばい)」といいます。
まだかたい蕾がほとんどの中、ほころんだ梅の花を一輪一輪探しながら散策する楽しみ方です。
趣があって素敵ですよね。
中咲き
出典:http://www.ibarakiguide.jp/seasons/umeiro/mito_ume/about.html
代表的な品種・・・「虎の尾」「月影」(画像は虎の尾です)
この時期の楽しみ方は「賞梅(しょうばい)」といいます。
ぽかぽかと暖かくなってきた季節の中、たくさんの梅が咲きそろった見事な様子を存分に楽しむことができるんです。
まさに梅が咲き乱れ、春がきたなあと感じるんですね。
遅咲き
出典:http://www.ibarakiguide.jp/seasons/umeiro/mito_ume/about.html
代表的な品種・・・「白加賀」「春日野」「江南所無」(画像は江南所無)
この時期の楽しみ方は「送梅(そうばい)」です。
もう十分梅を楽しみましたが、最後にもうひと押し美しい梅たちを楽しむということなんです。
だんだんと梅が散っていく中遅く咲いてくれた梅を見送るような思いで楽しむんですね。
2017年の水戸偕楽園 梅まつりの日程やアクセス
今年の梅まつりの日程は2017年2月18日(土)~3月31日(金)
開園時間 6:00~19:00
入園料 無料
開園時間 6:00~19:00
入園料 無料
【住所】水戸市常磐町1-3-3
【問合わせ】水戸観光協会(梅まつり実行委員会)029-224-0441
車でのアクセスと駐車場
近くにはいくつもの駐車場がありますので、来る方は車で来ることをオススメします。常磐自動車道水戸I.Cより水戸・大洗方面へ向かい、国道50号線経由で約10km進めば到着です。
車で来られる方は近くの駐車場へ
どの駐車場も有料で普通車は500円、マイクロバスは1500円となっています。
電車とバスのアクセス
もちろん、電車やバスでも来ることが可能です。電車やバスを使うときには最寄り駅の水戸駅から偕楽園行きのバスに乗ります。
水戸駅北口から
4番のりば 茨城交通 偕楽園方面(県立歴史館経由)
6番のりば 関東鉄道 偕楽園方面(常盤神社入口経由)
どちらかのバスをご利用ください。
どちらも偕楽園までの所要時間は約15分と、非常にアクセスしやすいところにあります!
電車のみでのアクセス
また梅まつりの時期の土日のみ「偕楽園臨時駅」が開設されます。偕楽園まで徒歩3分というアクセスのいい場所にあり、9:15~15:30までの間で下りのみの運行です。
行きだけなら電車のみで訪れることができるんですね!
帰りは水戸駅までバスで帰る形になるのでそちらも要注意です!
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今年の開花状況・見ごろはいつ?
今年の梅まつりの日程は決定していますが、梅の開花状況はどうなっているのでしょうか。今日の偕楽園というサイトで梅の開花状況についてみることができます。
そのサイトによると1月5日現在の開花状況は、ところどころで早咲きの梅が開花しているものの、まだ1分咲きというところです。
遠くから見るとまだ咲いていないようにも見えます。
2016年の梅の開花状況を見てみると
1月8日時点 早咲きの梅が開花しはじめる
1月20日時点 早咲きの梅がほぼ開花
と開花し始めてから2週間の間にかなりのスピードで早咲きの梅は開花し2月1日頃にはもう中咲きの梅が開花をはじめていました。
今年はぽかぽかと暖かい日々が続いていますし、この調子なら早咲きの梅は例年通り1月中旬もしくは下旬ごろには見ごろになるかもしれませんね。
先ほどもお伝えしましたが、おおよその梅の見頃は早咲きは1月中旬~2月中旬、中咲きは2月上旬~3月中旬、遅咲きは3月上旬~4月上旬となっています。
2017年の梅の開花状況については今日の偕楽園などをチェックしておきましょう!
ライトアップについて
偕楽園では梅まつりの期間中に様々なイベントが催されますが、そのひとつにライトアップがあります。通常なら開園時間は19時までとなっていますが、ライトアップの期間中は21時まで延長!
毎年ライトアップは3月中となっていますが、今年のライトアップの日程はいつなんだろうと思い、公式HPにも載っていなかったので直接問い合わせたところ2017年のライトアップは以下の日程で行われることが分かりました!
2017年 水戸偕楽園 梅まつり ライトアップ期間
日程 2017年3月3日(金)~2017年3月20日(月)
時間 日没~21:00
※3月11日(土)に夜梅祭が開催されます。
つまり早咲きの梅や中咲の梅のライトアップは見ることができません。
少し残念ですが、ライトアップは中咲きの梅がしっかりと咲き乱れる頃からスタートと言う形になります。
もちろんライトアップしている3月は中咲きの梅、そして遅咲きの梅の見頃と同じなのでしっかりと梅を楽しむことができますよ!
早咲きの梅のライトアップを楽しむことはできませんが、早咲きの梅の頃は日が沈むのも早いので暖かい日中に訪れ3月からはまた違った梅の姿を夜楽しむことをオススメしたいですね!
夜梅祭が楽しめるのはたった1日!
水戸偕楽園では毎年ライトアップが行われる時期に1日だけ夜梅祭と題して梅のライトアップだけではなく
正門のプロジェクションマッピング、キャンドルアート、夜の梅茶会、この日限りの夜梅みくじ、夜間ライヴなどいつもとは違った雰囲気の梅を楽しむことができます。
3月12日【偕楽園】で『夜・梅・祭(よるうめまつり)』が開催され沢山のお客様にご来場いただきました!ライトアップ「光の散歩道」は21日(月)まで開催しています!是非ご来園くださいhttps://t.co/klxXNCRJgO pic.twitter.com/8kuxTdXlJ3
— いばらきの公園 (@ibaraki_tocico) 2016年3月18日
3/12撮影。偕楽園[夜梅祭]にて
— ハーロック (@999PRIMERA) 2016年3月14日
今年はキャンドルの前から花火を撮影。
僅か10分程の花火ですがいい場所で撮影する為には明るい内から場所取りが必要で私は約5時間待ちました(^_^;)
なので梅のライトアップは撮ってません(笑) pic.twitter.com/OQvZXoAg2Y
今年の日程は3月11日(土)のたった1日です(弘道館での開催は3月4日(土))。
ぜひ梅の姿を楽しみながら幻想的な夜を過ごしてみてはいかがですか?
夜梅祭(よるうめまつり)2017
日時 3月4日(土) 弘道館
3月11日(土) 偕楽園
時間 18:00~21:00
入園料 無料
まとめ
今年の偕楽園梅まつりは2017年2月18日~3月31日に開催されます。電車やバスでも行けますが、近くには駐車場が多数ありますので、車で来ることをおススメします。
今年の開花状況については今日の偕楽園というサイトで見ることができ、今はまだ早咲きの梅が開花したばかり。
見ごろは例年通りの予想です。
ライトアップは3月の夜に行われる期間限定。
夜梅祭というイベントも行われます。
今年は偕楽園の梅まつりに行ってみてはいかがでしょうか?
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