平成が終わるのはいつ?次の元号候補とその決め方や決定者を調査



先日、天皇陛下が「生前退位」の意向があることが明らかになりました。

5年ほど前から「生前退位」を考えていたという天皇陛下。

これが正式に行われると、平成が終了し、新しい元号が始まります。

 

平成はいつまでになるのか、次の元号はどうなるかなどを推測してみました。

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天皇陛下の生前退位が決定



通常、天皇陛下が退位するときは亡くなられたときとなっています。

皇室に関する法律である皇室典範にも「天皇が崩じたときは、皇嗣(こうし)が、直ちに即位する」とされています。

つまり、次の陛下が即位するのは天皇陛下がお亡くなりになったときだけとなっています。

 

しかし、「生前退位」は天皇陛下が生きているときに退位し、後継者へと皇位継承が行われます。

この考えを以前からもっていたという現天皇陛下である明仁さま。

すでに齢80歳を超え、現役で公務などのお仕事をこなされています。

体への負担も大きいのではないのでしょうか。

「生前退位」という言葉自体をあまり聞き慣れませんが、これまでの記録によると、即位した天皇の約半数が「生前退位」をしています。

しかし、最後に「生前退位」が行われたのは江戸時代の天皇である第119代の光格天皇以来役200年ぶりです。

 

 

平成はいつまで?

「生前退位」が決定されましたが、天皇が変わるとなると元号も変わります。

つまり平成が終わることになるのですが、それはいつになるのでしょうか。

 

やはりきっちり1月1日からの変更となるのでしょうか。

その方がいろいろと便利ではありますね。

 

以前、昭和天皇が退位されたときは1月7日だったので、昭和64年はたった7日しかありませんでした。

すぐに平成と元号が付けられましたが、二つの元号が被るとどっちがどっちだかわからなくなりそうです。

そうなると、1月1日からの方がいいですね。

 

来年は早いかもしれませんが、早ければ再来年あたりには平成が終わるかもしれません。

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元号の決め方と決める人って誰?

そういえば、元号とはそもそも誰がどうやって決めているのでしょうか。

元号を決めるのはいくつか条件があり、

1、国民の理想としてふさわしいような、よい意味を持つものであること。
2、漢字2文字であること。
3、書きやすいこと。
4、読みやすいこと。
5、これまでに元号または送り仮名として用いられたものでないこと。
6、俗用されているものでないこと。

以上の6つの条件があります。

偉い人や学者などが集まり、元号を提案し、審査して、最終決定は天皇陛下がするようになっているようです。

 

次の元号候補は?

ではどんな元号になるのでしょうか。

元号にはきちんと意味があり、

昭和は「百姓昭明、協和万邦」という意味があり、平成は「地平天成、六府三事允治、万世永頼、時乃功」という意味があります。

むやみに漢字2文字を付けられないのです。

 

ネット上では平成のときに候補にあった「脩文(しゅうぶん)」「正化(せいか)」や明るい意味を持たせて「安明(あんめい)」「安久(あんきゅう)」などいくつも候補がありました。

しかしながら、過去に報道等で公になったものは候補から外れるという意見もあるようです。

 

とりあえず、似た言葉や最近の元号である明治のM・大正のT・昭和のS・平成のHに差しさわりのない元号になると思われます!

 

まとめ

天皇陛下の「生前即位」はこれまで歴史上でも珍しくないことです。

しかし、行われるのは約200年ぶりとなっています。

「生前即位」が行われれば、元号も変わることになります。

再来年あたりにも、新しい天皇陛下の即位と新しい元号への変更も行われる可能性があります。

どんな未来になるのか少し楽しみですね。

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